東山奈央 1st LIVE“ Rainbow” at 日本武道館

感想

長文失礼します。誤りがありましたら指摘願います。

私はただの声優オタクであり、東山奈央さんをすごく推しているというわけではない。もっと言えば、日笠陽子さんが一番の推しである要はDDなやつである。彼女、東山奈央のことを初めて知ったのは、「神のみぞ知るセカイ」の中川かのんちゃんであった。残念ながら、当時の自分はかのんちゃんのライブに足を運ぶほどの対象と認識していなかったのが悔やまれる。自分の中で彼女の存在が大きくなったのは「はたらく魔王さま!」の佐々木千穂ちゃんである。それがきっかけで日笠陽子さんや伊藤かな恵さんを信頼してやまない先輩声優として挙げている(Q49):
https://ddnavi.com/interview/200998/a/

長い前置きはともかく、当日は物販で7時から並び始め、購入が終わったのが12時ぐらいでした。ガチャは全部参加賞でしたが。物販の扱いはもう少し工夫が必要なのかなとは思ってしまうが、武道館という条件下では難しいのでしょう。

M01 君と僕のシンフォニー
M02 True Destiny
M03 Bright Heart
M04 Day by Day
M05 グッバイ・アンブレラ
M06 ガラクタフルワールド
M07 StarLight
M08 MY WAY
M09 I WILL
M10 オトメイロ
M11 星ノ標
M12 初恋
M13 月がきれい
M14 Rainbow
M15 イマココ
M16 Chain the world
M17 君の笑顔に恋してる
EN01 らぶこーる(中川かのん)
EN02 ハッピークレセント(中川かのん)
EN03 灯火のまにまに(新曲)
EN04 君と僕のシンフォニー

開始はセンターステージの床にスポットライトの当たったマイクが置いてあり、それを取りに行くところからでした。そこだけでウルっと来た自分がいたのはここだけの話。アルバムのリード曲である「君と僕のシンフォニー」を歌い上げたあと、自己紹介のとき「声優歌手の東山奈央です」と「声優」と「歌手」との間に「・」がないように聞こえたのは並みならぬ強さを感じました。
M02の「True Destiny」ではどれほど「なーおー!」コールが入ったのか自分でも入れていたのでわからないが、武道館が奈央で包まれたことでしょう。メインステージの左右隅々まで行き来しており、動くなぁと実感。M03の「Bright Heart」では真ん中の階段が自動でできてリフトしちゃうし、画面とシンクロしちゃうし。しかし、ちょこちょこ動くよなぁ(足腰柔らかいなという)。M04の「Day by Day」は一緒にDay by Day・・・と合唱できましたね。彼女の1つの願望が叶った瞬間でもあったり。タイミングは前後するけど、このあたりから当日の物販のペンライトの遠隔操作が始まり、目まぐるしく色が変わっていきましたね。
M05の「グッバイ・アンブレラ」ではダンサー2名がレインボーな傘を用いて可憐な少女に傘をさしてあげるような彩っていく。M06「ガラクタフルワールド」バンドメンバー紹介がありましたが、バンド名決まっていないとのこと。もうレインボーペンギンとかでいいんじゃないか?(笑)。
ここでお着換えへ。これ以降はダンスパートへ。

M07「StarLight」からはダンサーが6人に増え、センタースクリーンが割れてボーイッシュ(?)東山さん登場。激しく踊る。マジイケメン。虹色ダンサーズ(?)の青担当らしいけど、戦隊ものだと赤がセンターな気が…(細かいことは気にしない)。M08「MY WAY」もかっこいい。M09「I WILL」はダンサーが華を持たせてくれる。
M10「オトメイロ」は和テイストで私は完全に踊る阿呆な阿波踊り状態でした。気づけばセンタースクリーン4分割になってた。
この後ふたたびお着換えで、ついでに今日を迎えるに至った彼女の心境を伝えるムービー。ファーストライブを武道館でやりますといったとき「え、いきなりなの」と思ってしまいましたが、当日数多くライブやイベントが開催されている中、武道館は埋まっていました。確かに不安は大きいとは思うけど、やるからにはしっかり楽しんでほしいなとお互い決意を再確認できたところでライブ再開。

M11「星ノ標」より衣装チェンジし、しっとりパート。M12「初恋」は村下孝蔵さんのカバーでシングルに封入されているのだけど、原曲よりも物悲しい感じになっているのよねぇ。折角村下さんのカバーやるなら「踊り子」もぜひ(もっと物悲しい曲)。M13「月がきれい」は奈央がきれい、じゃなくて、画面に映る月とのシンクロがきれいでした。

M14の「Rainbow」は自身で作詞作曲したもの。歌う前に長めのMC。アーティスト活動あるあるな作詞どうするという話から「作詞は怖いので作曲なら」「歌詞は…自分で書くよねぇ?」という流れで作曲が先という話。あとはマネージャーさんへの感謝の気持ち。そういえば、彼女はアーツビジョンからインテンションに移籍したということもあり、かなりマネージャーには支えてもらったように感じた。特に、武道館に関係者として見に行くときに「将来自分が立った時のことも考えて勉強してきなさい」というようなことがあったエピソードを聞くと、マネージャーが武道館への道を切り開いてくれたんじゃないかと感じずにはいられません。
この曲は光の演出がすごかった。センターに立つ彼女を上らか包み込むように白い光のツリー(円錐)ができ、虹のような7色の光が武道館を敷き詰めた。

M15「イマココ」は、以下のようなやり取りができたので満足です。
奈央「イマドコー?って聞いたら…」
みんな「武道館ー(笑)」
奈央「そうじゃなくてぇー」

M16「Chain the world」は最初にレコーディングした曲なだけに、本来はラスト曲の予定だったけど、諸事情で変更になったというやつ。

ラストは「君の笑顔に恋してる」。「また君に恋してる」ではありません(笑)。最初はラブソングだと思わずに歌っていたというから驚き。振りはミラーで初心者には難しいものだったけど、やれることはやった…銀テープ飛んだけど、2階席には届かないのでほしいなぁとうらやむのであった。

※全曲うたったかと思うかもしれませんが、「風空花人」はやっていません。

アンコール。
頭にリボンつけてるぞ…?これはかのんちゃんじゃねーか!!!遠隔操作ペンライトも黄色くなっているし、スクリーンにはピンクと黄色の星が描かれているぞ…!まさかかのんちゃんで2曲歌うとは思いませんでした。
今日はあくまで東山奈央のライブであって、本人はキャラソンとか歌わないんだと決意していたら「かのんちゃんの曲を歌いたい」ということで大人の事情を乗り越えて実現。
神のみは権利的にジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント(今のNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)のものであり、ちょうど真裏(さいたまスーパーアリーナ)で「NBCUniversal ANIME×MUSIC FESTIVAL」が開催されているという悪条件の中、スタッフさんの尽力で歌うことができました。
彼女自身、かのんちゃんの曲を口ずさむのが憚れるほど大切にしていた曲が披露され、これまで以上に会場が大盛り上がり。今の東山奈央は、武道館に中川かのんちゃんを連れてくることができるぐらい、大きく育ったんだよ。

で、定番のお知らせコーナー
・ライブBD発売するよー
・ファンクラブ開設したよー
・新曲出すよー→歌っちゃうー
その後、ライブの最初に歌った「君と僕のシンフォニー」でライブが締まりました。紙吹雪がすごかった。

毎回ライブの終わりで気になる三本締めですが、ちゃんと終演アナウンスが終わった後にやっていたので、安心しました。計3時間に及ぶライブですが、あっという間に終わってしまったように感じます。

惜しむべきは、物販のパンフレットにもコメントを残した日笠さんがインフルエンザのため、どうあがいても参加できなかったということ。この素敵なステージはより多くの人と共有したくなるほどでした。どの一瞬を切り取っても、どの場所を切り取っても最高であって、それがなかったらここまで大成功と呼べるライブは完遂できなかったのではないのでしょうか。

私自身、東山奈央がソロアーティストとデビューし、本人がやってよかったと思ってもらえる、そんな場面をいくつでも作ってあげたかったがために、今回かなり張り切ってライブに臨んだのですが、思った以上に楽しませてもらいました。
これからもアーティスト活動が続くということで、まずは一安心ですね。次回はツアーなのかな。楽しみに待っています。彼女の今後の活躍に胸躍らせながら、見守り続けたいと思います。

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