-朗読キネマ-「船弁慶」 11月1日(月)16:00

イベント詳細

開催日時 2021-11-01 (月)
時間 開場 - 開演 16:00 終演 18:00
※終演時間はあくまでも目安になります
開催場所 シアター風姿花伝
出演者
関連リンク https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=62716
<あらすじ>
来るなら来い、もう一度沈めてやるーー
 
 壇ノ浦の合戦から半年。平家討伐の功績がありながら、兄頼朝に疑惑をもたれ、都を追われる身となっていた源義経。西国へ逃げるため、弁慶をはじめとした従者や、愛妾・静御前も伴い津の国、大物浦へ辿り着く。
 いざ船路へという時、弁慶は女人である静の同行を妨げる。涙を呑み、義経を見送る静。別れを惜しみながら、船旅へ出る義経。だがいつしか海は荒れ、壇ノ浦に滅んだはずの平家一門の亡霊が現れる。亡霊と対峙する義経と弁慶。
そして平家の総大将・平知盛が襲いかかる。
 自ら沈んだはずの知盛。その心に響く、父・清盛の声とはーー。


<解説>
『船弁慶』は、シテ( 主役 )が演じる役が、前場は静御前、後場が平知盛になる異色の演目。静御前のしとやかな舞、知盛のダイナミックな舞、現在進行形で進むドラマによって初心者でも親しみやすい演目として知られている。

能は、静と別れた義経一行が海で平家一門の怨霊に襲われ、弁慶の祈祷によって退治するという構造になっている。

本企画では、壇ノ浦(山口)で滅びた平家一門が、義経への恨みとはいえ、また海がつながっているとはいえ、なぜ大物浦(兵庫)に現れることができたのか。また、前シテ後シテが別役である意味を、ドラマ的に成立させるための柱に平清盛を据え、全面改稿。

清盛が願った福原(兵庫)での平家の栄華は、平家滅亡によって断たれた。清盛の死後も残る強い執念・怨念が息子知盛を怨霊として蘇らせる。大物主神社に航海の安全祈願で訪れた静御前は、「義経への執着」という点で共鳴することで、海で起こる波乱を心の眼で見る。

なお平家一門のイメージは、ギリシア劇のコロス同様「集団としての主役」という位置づけを為す。

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