たまゆら 汐入卒業式~ちひろちゃん、ともちゃん卒業おめでとう、なので~

感想

ちひろちゃんとともちゃんの卒業式、ということで、ふたりが住んでいる汐入(横須賀市)での開催。
初期の頃は汐入でもイベントをよく開いていたと聞くが、私はたまゆらイベント初参加が2015年春の進級イベントからなので当時のことはよく知らず。

卒業式、ということでどんな雰囲気のイベントになるのかと思っていたが、結局いつものノリ。
「劇団たまゆら」の寸劇からはじまり、あとは笑いあり笑いありのトーク&ゲームコーナー。
それでも最後の朗読劇ではしっかりと締めて、卒業証書授与式では、まるで本当の卒業式であるかのようなはりつめた空気がただよっていた。騒ぐところは騒ぐ、でも締めるところはちゃんと締める。これがたまゆらイベントなんだな、と。

キャスト勢がみんな似たようなことを言っていたのだけど、このように、役との関係性にしっかりと区切りをつけてもらえる作品は本当に貴重であるとのこと。それは追いかけるファンにとっても同じで、ここで一区切りですよ、と公式から伝えてもらえるというのは、さみしいことではあるけど、ちゃんと心構えができて悔いのないようなかたちで気持ちに整理がつけられるという意味でよいことだと思うのだ。とくに「たまゆら」に関しては、一年間かけて完結編を見ることができたので(テレビアニメに換算すれば実質8話分)、まるで楓たちと一年間を一緒に過ごしたかのような感覚すら覚えた。ちひろちゃんもともちゃんも、出番は決して多くはなかったので、劇場版本編では描ききれなかった分をこうやってイベントで補完してもらえる、というのも、準メインキャラとしては破格の扱いであったのではなかろうか。

汐入でのプレフィナーレでこれなのだから、メインキャストが卒業する竹原ではどうなってしまうのやら。残念ながら私は諸事情により竹原へは行けないけども、すばらしい卒業式になることを祈る。

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