劇団おかえり 第12回公演『小次郎のクリスマス』 12/9公演

感想

※ネタばれあるかも?

今日は前日土曜日にスタッフとして参加させて貰って、公演をすでに一回見た後の二回目だったのですが、大変楽しめました。むしろ「二回観るべき作品」だったかと。

物語は小次郎とそれにまつわる人間のドラマが主軸な訳ですが、その裏でもう一つの物語、というか想いが並行して進行していたことが明かされます。

二度目で内容分かってるはずなのに泣いた。ほんと涙無しには見れませんでした。ハナちゃんの溢れる愛というか、純粋な想いがとても心に痛い、でも暖かくなるのでした。実は前半でもちゃんとネコっぽいモーションも入っていたりと、ほんとよく作り込まれてるし演じられた作品だなーと思いました。

小次郎の演技もまさにイヌ、で大変楽しめました。コミカルなんですけど狙う感じではなく自然な笑いというのがすごい。生と死、絆という重いテーマなのに最初から飛ばしてきててどうなるのかなーと思いましたが、前述のどんでん返しからの人間の栗原さんの復活まで、食い入るように物語に没入しました。

いつもは優しい声のマスターが、最後は自分の感情をあらわにするところもグッと来ました。こじろうの常連も驚いたかと。それだけ小次郎への想いも強かったのでしょうね。

劇団おかえりの公演は何度か拝見しているのですが、今までで一番心に残った作品になりそうです。映像作品として、残しておいて欲しいですね(歌が入っているのでヤバそうですが…)

あと、個人的にはすずなちゃん役の方が可愛らしくて推せました。
ワンマンライブとか、ないですかね?

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