fhána 2ndアルバム『What a Wonderful World Line』ハイレゾ配信記念イベント

感想

fhánaのリーダーである佐藤純一と、プロデューサーである佐藤純之介によるハイレゾ音源の試聴会&トークイベント。

ONKYOのショールームでの開催ということで、いきなりオーディオシステムの話からスタート。
まずプレイヤーソフトがiTunesなどのよく知られたものではなく、Audirvana Plusというシェアウェア。プレイヤーソフトを変える、ということ自体マニアックな話なので、この時点でこのイベントの方向性を瞬時に理解した。プリメインアンプであるUSB DACとの接続もアコースティックリバイブという、USBバスパワー系統と信号系統が完全分離されて、それぞれがシールドされているという、とんでもなく贅沢な品が使われていて、パワーアンプやスピーカーも高級品。自分じゃ絶対に用意できないであろう高級機材での試聴は貴重な経験であった。

試聴は、WWWLの歌ありとインストの聴き比べ、コメットルシファーのシングルMIXとアルバムMIXの聴き比べ、Relief、The Color to Gray World、寺島拓篤への提供曲「ソラニ×メロディ」。
MIXのやり方や音作り、機材選びなどへの並々ならぬこだわりや、WWWLがアルバム表題曲に決まるまでの紆余曲折(「ソラニ×メロディ」はもともと2ndアルバムの表題曲の候補として作られたものらしい)についてがっつりと聞くことができた。やはりリーダーとプロデューサーの組み合わせであること、場が場であるだけにマニアックな話題が遠慮なく出せることから、雑誌のインタビューでもなかなか読めないような貴重な話を聞くことができたと思う。

余談ながら、純之介さんに「つないで!」と言われた純一さんが「『Re:ゼロ』面白いっすよ。あと今期は『カバネリ』も観てます。」とアニメの話を滔々と語り始め、長いので途中で純之介さんに止められる、っていう流れが面白かった。やっぱり「佐藤さんは佐藤さん」だった…と。

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