YUI MAKINO LIVE―Thanx Beginning♪―

感想

「コンサート」と「ライブ」を明確に区別して公演を行う牧野由依さんですが、今回は久々に「ライブ」形式ということで、牧野由依さんの歌を聞く会ではなかなか見られないパフォーマンスが見られると思い始まる前から非常に楽しみにしていました。

ここからは曲ごとに感想を書きます。
1 ウイークエンド・ランデヴー
週末に聴くウィークエンド・ランデヴーは本当に格別。魂に染み入るような曲調で最高のライブが始まったことが一発でわかりました。

2 Merry-go-round
最初はゆっくりした曲調がメリーゴーランドの名のごとく終盤に加速していくのが本当にたまらない。また、ピアニカを持ち出して演奏してきた時にはうわあ最高ってなってしまいましたね。

3 星に願うなら
「星に願うなら 指差そう」で指差し合いたいけど席が遠かったです(仕草はとんでもなく可愛かったです)

4 三月物語
ここからはピアノを弾き語りながらのコーナー。「春も待ち遠しいと思いながら~」で春待ち風を確信していたものの、「私の曲で春を待つ曲は2曲しかないんですけど~」って部分で三月物語を確信。牧野さんの伸びる高音が1000%活かされるトンデモ曲な上に冬に聞くのは本当にエモーショナルですね(春待ち風は春待ち風で聞きたかった強欲なタイプ)

5 What A Beautiful World
三月物語からガラッと変わって波に揺られるがごとく穏やかな曲へ。死ぬ時はこういう曲を聞きながら死にたいと思わせる曲だと思います

6 ウンディーネ
ARIAに人生を救われたタイプなので普通に泣いてしまったというか、生で聞くたびに泣いてると思います。What A Beautiful Worldからの流れが本当に素晴らしかったです

ここで一旦MC。今回のタイトルについてのお話。プリパラとかデレマスとか入った人は、こんにちは、前からの人たちはありがとうって感じでした。また、「これまでにない衝撃を目にすると思います」ってMCでさらっとハードルを上げていってすでに凄いのにこの先どうなるんだ…となってしまいました

7 ソルフェージュ
「ここからは不思議な雰囲気の曲ゾーン」というMCを聞いてなんとなくの方向性を感じ取り、まあその通りの流れにはなったのですが、ソルフェージュとかいうバケモンヤバい曲が来てしまって普通に取り乱しました。ディズニーシーで以前公演されていたミュージカル「ミスティックリズム」みたいな雰囲気を持った曲だと勝手に思ってます。あとはアルバム「マキノユイ。」に収録されてる作詞作曲牧野由依ってのがもう最高。

8 太陽を巡って
もうこの辺になってくると空間に溢れる「音楽」に体が溶ける感覚がしてきて、脳みその許容範囲外になってしまって「ヤバい、宇宙に引き込まれる」みたいな印象しか持てなかったです(語彙貧困)

9 secret melody
生でこの曲を聞くと大サビの加速で毎回過呼吸になりそうになってますが、今回はこれまでの流れもあって本当に過呼吸になりました。完全に不審者ですね…。正直ここ最近で出た曲の中では一番好きです。

10 囁きは“Crescendo”
先程のMCの衝撃はここでした。牧野由依さんの中でもかなりアップテンポでポップな曲ではあるのですが、なんと牧野由依さんが本格的な振り付けの付いたダンスを踊っていました。僕が今まで参加したソロ公演ではそんな場面を見たことがなかったので本当に驚いたのですが、ソロ公演以外からも新しいものを取り込むその姿勢に感激してしまいました。「立ってもいいよ」という発言もあったため僕は思わず立って振りコピしてしまいたが、正直この曲の時点で立ってる人たちは1割程度だったと思います。
正直僕は、「客側がそんな反応でいいのかよ…」という感情を抱いてしまいました。
曲終わりのMCでも、その場にへたり込んで「踊ったから、ひょっとして立ってくれるかなと思って」「少し心が折れた」「腰に接着剤が付いてるかと」という発言がある始末。
「立って!」と言わなくても、客席のみんなに盛り上がってもらうにはどうすればいいか、それをアミューズに所属したあたりからずっと考えていたとのことですが、そのMCを聞いてすら「座って聞いていたい」という発言が聞こえてくるレベルなので、正直客側が牧野由依さんに置いていかれているという感覚しか持てません。まあ、鑑賞方法なんて自由なので座りたければ座っていてもいいのですけど、盛り上がる部分では普通に盛り上がれる空気は必要だと思います。

11 88秒フライト
「次の曲も踊るよ!」という発言では流石にほとんどの人が立っていました。僕はと言うと88秒フライトのイントロがかかった瞬間本気でガッツポーズして踊りだしてしまったのでその後は客席のことは1mmも頭の中になかったです。

12 CESTREE
黒のオトナモードなドレスに衣装チェンジして一気に雰囲気を変えてきました。正直CESTREEはやるなら不思議ゾーンだと思っていたのでそういう点でも意外でしたね。

13 Brand-new Sky(ライブバージョン)
MVPをあげるならこの曲です。Brand-new Skyのライブアレンジは過去にも一度だけ聞いたことがありますが、CD収録verとはもう印象が違いすぎてライブアレンジ収録CDが発売されるなら10万くらい出してもいいと思ってます。今回は踊りもあったのでどこをどうとっても無敵って感じでした。

そしてメンバー紹介。今回のお題は「行きていく上でありがたい言葉」とかだった気がしますがメモってないのでメンバー全員分は覚えていません。松ヶ下さんの養命酒だけピンポイントに覚えてます。

14 グッバイ・マイ・フレンド
再びピアニカ登場。牧野さんが楽しそうに演奏してる楽曲はそれだけで良いものです。

15 the neber ending rainbows
終盤にして激レア曲が登場してしまった。ふわふわ♪のシングルにしか入っていないリズム感が独特な曲。

16 ふわふわ♪
前のカップリングを受けてのふわふわ♪が来る展開卑怯ですね…・サビの振り付けは座ってもできるタイプなので割りと多くの人ができますが、正直歌詞と歌い方に感情移入しすぎて毎回振り付けおぼつかなくなるくらい取り乱しがちです。

17 まわる まわる
この曲を表現するなら不思議の国のアリスだと思います。優美。

18 ワールドツアー
アンコール前最後は王道のワールドツアー。僕自身は「セイハロー」の掛け声はあんまりあってないなと思うこともありますが、なんだかんだやってしまうので心の奥では楽しいのだと思います。

(以下、アンコール)

19 私について
いや、Thanx Beginning♪という副題がついてるライブのアンコール頭で私について持ってくるの卑怯じゃありませんか…。というか今回は「マキノユイ。」から選ばれた曲が多くて「マキノユイ。」信奉者の私としては刺さって当然みたいなセットリストでしたね…。

20 Reset(アニメ「サクラダリセット」主題歌)
最後の最後は新曲。切ないけど疾走感もある感じ(PVで少しだけ聞けます)久々のアニメ主題歌(フランチェスカの囁きは”Crescendo”以来?)なのでアニメも楽しみです。ピアノ演奏も牧野さんがやられたとのことなので非常にポイント高いですね。

最後の挨拶で「今回は楽をしよう」みたいなことを当初予定していたみたいなことを言っていましたが、蓋を開けてみたら今まで見たことないとんでもないクオリティのものが飛び出してきたので、牧野さんは高みを目指さずにはいられない人なのかもしれません。そんな人を追いかけられるのは幸せだなと思いました。

余談ですが、当初グッズを買うつもりはなかったものの公演があまりに素晴らしすぎたので手袋だけ買って帰りました。

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