JOYSOUND presents 小山剛志カラオケ企画第3弾『カラオケMAX』夜公演

感想

小山剛志さんのカラオケ企画第3弾の夜公演。
まずは小山さんが「2億4千万の瞳」で登場。合いの手を入れるのがとにかく楽しかった。
続けてMachicoさんで「千本桜」。彼女のパワフルな歌声が曲の世界観にとてもよくあっていた。
八代拓さんは「行け!タイガーマスク」を選曲。サングラスをかけて歌う姿が妙におかしかった。
続けて山崎エリイさんで「バレンタイン・キッス」。松田聖子あたりを選んでくるかと思いきや時期に合わせた選曲。緊張からくる照れだったのだろうが、はにかみながら歌う姿が曲と合っていてあまりの可愛さに悶えていた。いや、比喩ではなく。
中島ヨシキさんは「きよしのズンドコ節」を「ヨシキのズンドコ節」に変えて披露。
「ヨシキ!」の合いの手での会場の一体感が素晴らしかった。
山崎はるかさんは、「アナと雪の女王」から「生まれてはじめて」を披露。一人ミュージカルで忙しそうだった反面、ミリマスのライブなんかとはまた違った側面を見ることができた。
村瀬歩さんは「Absolute Nine」を披露。Side Mのライブからの流れで曲を直前で変えたとのこと。デレマスの中では私もこの曲は好きなので一気にテンションが上がってしまった。
徳井青空さんは「プリキュア5、スマイルgo go!」。この時代のプリキュアには疎いのだけど、コールする側としても歌詞字幕があるのは本当にありがたかった。
そして山本和臣さんはまさかの「PERFECT HUMAN」。あっちゃんの代わりに小山さんを讃える歌に。ただ、「T to the S to the U to the Y to the…」と変えて歌おうとしたところ失敗してしまった、なんて話には思わずほっこり。

続けて「冬の曲 or 冬の寒さを吹き飛ばす曲」
エリイちゃんは「ETERNAL WIND ~ほほえみは光る風の中~」を選曲。
彼女がevery♥ing!として出演した「KING SUPER LIVE 2015」で、オリジナルの森口博子さんがこの曲を披露しているのだけど、それが選曲の理由に入っていたらちょっとうれしいな、と。しっとりと歌い上げるその姿にはうるうるきてしまった。

続けてヨシキさんで「粉雪」。これも名曲。
恐らく私と同世代の人(30歳前後)だったらカラオケでよく歌っていたはず。
感情がこもった歌声に、エリイちゃんに続いてまたも心を揺さぶられた。

続けてぴょん吉で「ロマンスの神様」。またも名曲。何というおっさんホイホイ。
バブル時代のスキーブームで冬の曲として定着したこの曲。
これを歌うぴょん吉とか、まさにカラオケならではだな、と。
そしてオタクコールが妙にこの曲に似合うことを発見してしまった。

そして村瀬歩さんは「深愛」。またも私の好きな曲。
「深愛」は男性が歌ってもハマりそうと前々から思っていたんだけども、その予感は間違っていなかったと思った。

Machicoちゃんは「津軽海峡・冬景色」。演歌とはまた意外なチョイスであったけども、こぶしが利いた歌声はまた普段と違った魅力であった。

続けて和臣くんの「WHITE BREATH」。扇風機の風量が足りずに、まったくなびかないマフラーを人力で回していたのが面白すぎて曲に集中できなかった。
八代さんの「One Night Carnival」はこれも私の世代ではカラオケの定番。ダンスが楽しいのだ。

そして、小山さんのリクエストということで反則な選曲、そらまるの「Snow halation」。だって本人なのだから。
μ'sメンバーで唯一、本人名義で継続的な音楽活動を行っていないそらまるなだけに、もうそらまるが歌うスノハレは聴けないものだと思っていた中でのこの選曲なので、比喩でもなんでもなく本当に頭を抱えたし叫んだし泣いたし膝から崩れ落ちてしまった。当然予測していなかったのでウルトラオレンジなんか持っていなかったのだけど、そこは隣にいた友人がそっと差し出してくれたのであった。ありがとう小山さん。

モノマネ歌唱。
エリイちゃんは「崖の上のポニョ」。
正直モノマネが似ていたかどうかはどうでもいい。かわいかったから。

続けてMachicoちゃんで、おじゃる丸の電ボの「恋をいたしましょう」。
そっくりで、こんな引き出しもあるのか、と驚かされた一曲。
続けてヨシキさんが「少年時代」を披露。前回揚水モノマネを披露したというMachicoちゃんとのコラボも実現し、楽しい雰囲気であった。

そしてぴょん吉は「銀の龍の背に乗って」。こちらもそっくりで、普段のぴょん吉からは想像できないだけに驚いた。
村瀬歩さんが「宙船」で中島みゆきが続く。TOKIOの方ではなくセルフカバーのほうで歌うあたりにこだわりを感じた。
そして和臣くんは「Rusty Nail」。ただでさえ高いX JAPANの曲をキー2つ上げで歌うってのがまずすごいと思った。
そして八代くんが、事務所の社長である森久保祥太郎さんのマネをしながら「One more time, One more chance」を歌うという芸を披露。後ろにいた女性ファンが「本家歌えよ!」ってツッコミを入れていたけどそれはおっしゃるとおり。本人の許可もとったようだけど、あとで怒られていないかが心配になるほどはっちゃけていてずっと笑っていた。
そして、そらまるが「Hacking to the Gate」を披露していたところ、まさかのいとうかなこさん本人ご登場という、「ものまね紅白歌合戦」でありがちな展開に。この後いとうかなこさんは新曲の「Uncontrollable」を歌って帰って行った。観客も驚いていたけど、誰より驚いていたのはそらまるご本人であろう。

そして最後はデュエット。
エリイMachicoのホリプロコンビでWinkの「淋しい熱帯魚」。
振り付けは完璧で、仲の良い二人ゆえか息もぴったり合っていて、さすがといった感じ。
ヨシキ八代コンビはDA PUMPの「if...」。後ろで踊る八代さんが真面目にやってるのになぜかおかしいという妙な雰囲気で会場の笑いを誘っていた。
そしてぴょん吉そらまるコンビは「ライオン」。これもカラオケでデュエットといえば定番の曲。そしてアイマスとラブライブ!の夢の競演ともいえるコラボで、私も含め会場の盛り上がりは最高潮であった。
そして村瀬山本コンビはまさかの「UFO」。男性声優二人がピンクレディーをカバーするなんてなかなか見られるものではないし、女性的な声を持つ二人のコンビというのがまた絶妙で、またも小山さんの采配が光ったのであった。

そして最後は「世界に一つだけの花」を全員で。
実はSMAPが大好きな私。もちろんこの曲もカラオケで何度も歌った。
それをこの人数で合唱できたというのは、SMAPが解散してしまった後のこのタイミングでということもあり、最後の最後でまたも感動してしまったのであった。まさかあの(ファンには)有名なサビの手振りをこんなところでできるなんて…。

夜の部は、出演者たちの多彩な歌声やパフォーマンスを堪能できたとともに、懐メロやJ-POPを多く取り入れた、普段のライブでは絶対に見られないであろう、レアでおもしろいセトリであった。
また、本編とは関係ないものの、エリイちゃんに女子から歓声があがるというのは、ファンとして非常に嬉しかった。逆に私も、普段あまりお目にかかることのない男性声優のパフォーマンスを見る貴重な機会になっていたので、この男女比があまり偏っていない出演者陣というのも絶妙な配分だったと思う。

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