櫻井珠希卒業式〜17歳よ永遠に〜

感想

推しの卒業。
いつかは来るとはわかっていたけど目を逸らしていたこと。

それがこの日、2017.03.12の櫻井珠希卒業式だった。

遡って見ると僕はかれこれ4年以上は彼女のことを気にしているようなので彼女のディアステ人生の半分位は見てきたらしい。
といっても途中は全然お店そのものには行かなかったりしているのだけども……。

そのくらいゆるい推し方をしていると自分でも思っていた、けれども卒業するという発表を見てから想像以上のショックを受けたのである。
卒業することにも自分がとても強いショックを受けていることにも驚いた。
またふらっと行って会いたいなぁと思っていたところから急転直下のタイムリミットが二週間強という衝撃は凄まじかったのだ。

その後は全然行けなかったこととかを思い出してとても後悔をした。
4年もあれば生き方、考え方も環境も変わるので仕方ないと思っていた部分もある、でもそれは結局自分への言い訳で違うところに優先度をつけていたなと。

2017.02.22に卒業が発表されてからは出来るだけ顔を出した、最早情緒不安定ではあったけど今となっては少しでも空白を埋めようとしたんだろうなと思う。
ずっと寂しさやらもやもやが残ったままお店に通って通って、ついに卒業日。

とりあえず、最初に思ったのが彼女が推していると公言している相沢梨紗さんからお花が届いているということ。
これが推されヲタ……!!
いやまぁある種同僚なのですが、それでも愛されているよね。

16時のライブではツキイチ2014メドレーのあとにディアガとのコラボライブをやったのだが、この時の選曲がとても良かった。
特に、一番最初に歌った林原めぐみのサクラサクが順番、選曲ともに素晴らしかった。
個人的にもサクラサクそのものは大好きな曲なのだがこのタイミング、この状況での選曲に「前向きな卒業」だよという気持ちを伝えてくれたのかなと思う、そういう意味では本当に素晴らしいスタートだったし最高の1曲になったのではないだろうか。

19時45分のライブの最後には市倉有菜さん愛野えりさんと共に歌ったヨルハのノルマンディ。
ゆなさんが出てきたときからずーっと涙目になってて思わずこっちも引きづられてしまう。
僕にとってもヨルハはとても思い入れの深いユニットでノルマンディもガダルカナルも結構聴いていた。
舞台も観に行ったし彼女にとってとても大きい仕事だったんだろうなと思う。(ただし僕はリブート前?のことはよく知らない)

ヨルハをコラボライブの最後に持ってきたというのも彼女がヨルハを大事にしていたように思えて嬉しくもあり、寂しくもあり、色んな思い出が走馬灯状態だった。

21時のライブ、ここからは完全に櫻井珠希さんのソロでかつこれがきっとディアガールとしての櫻井珠希さんの最後のに歌う時間。
衣装は袴スタイルであぁ卒業なんだなという感じなっていた。

一曲目はsupercellの「さよならメモリーズ」
まさに卒業という一曲、切なさのあるスーパーオトメソング、でもバンドサウンドなのでしっとりとしすぎないんだよね。
歌っている時は本当に桜並木だったり学校の卒業式だったりという風景が見えるような素晴らしい一曲だった。
なんてあとから言ってみたり、もうホント最後の「ずっとずっと前から好きでした あぁやっと言えた」 大好きだよ のくだりはもうボロボロ泣いてしまって。
あぁ僕はこの人のことが大好きだったんだなと実感すると共にもうこれが最後なんだという実感が押し寄せてきた。

二曲目、三曲目はオエさんのベースとゆうさんのギター有り
二曲目は……実は全然記憶に残っていなかったり、本当に申し訳ない。

三曲目はツキイチ2014の2月に作られた彼女オリジナルの曲「ハートのリボン」
ハートを結ぶ振り付けが可愛い曲、多分ぼくが初めてアイドル的な特典目的に10枚だかなんだか以上CDを買った曲。
発売が2月だったからかはわからないけどとてもバレンタインチックでとても女の子らしい曲。
16時のメドレーのときにも歌っていたけど、生楽器をバックにフルで歌ってくれたのは本当に良かった。

四曲目は彼女の大好きな相沢梨紗さんの「空想タイムトラベループ」
彼女自信が相沢梨紗ヲタを公言してずっと大好きと言い続けて歌い続けてた曲。
ぼくはオリジナルより彼女が歌っているバージョンの方が多く聴いている。
これも本当に何度もライブで聴いて独特な歌詞に魅せられていった曲だった。

五曲目はでんぱ組.incの「あした地球がこなごなになっても」
彼女も言っていたけどで組の中では珍しく詩的というかガチャガチャ元気のある感じではない、ある種昔のファンに向けた曲なのかなと。
相沢梨紗さん含めで組さんが好きな彼女がこのタイミングで歌う曲としては素晴らしい曲だった、歌詞も曲も僕も好きなんです、実は。

六曲目はとらドラ!の「オレンジ」
もともと僕自身がとても好きな曲だったのもある上に大好きな彼女がずっと歌ってきているのでもっともっと好きになった曲。
卒業前の一週間の出勤で聴きたいなぁと思っていたけど全然聴けなくて少ししょんぼりしていたけど、ちゃんと卒業という場で魅せてくれた。
これも女の子らしい切ない曲であると同時にやりたいことがあるけどまだ理想に届かない自分を見て、受け入れるような切ない曲。
そんな曲は本当に彼女に合っていたと思う。そういうのもひっくるめてずっと好きだった。
もともと好きなもんでディアステ流の泣けるよ→好きだよ\オレモー/って奴、今まではやらなかったんだけど(やっぱこのコールに関しては歌詞とあってないと思う)
最後なんで頑張ってやってみたりもした。
ぼくの中ではオレンジといえば櫻井珠希、櫻井珠希といえばオレンジってくらいに思っていた。
本当に本当に好き。

七曲目は桃井はるこさんの「LOVE.EXE」
最後は元気に〆たいということでこの選曲。
もうオタクソングのバイブルみたいな曲。
古き良き、たまきに捧げるローマーンスとか、まわりとか。
自分が集団の中でこんなことやるのも本当に最後かもな、なんて思いながらヲタ芸もMIXも入れた。
ほんとワチャワチャして卒業で悲しいなんて気持ちを微塵も感じさせない一時になったんじゃないかな。

ライブ後にはいつものちょっと待ったーで有志のお花のお渡しやら有志の方が作ったユーリ like なタマキタオルでサプライズ。
ホント、こういうことをやってくれるオタクの方、お疲れ様です、ありがとうございます。
タオルに関してはホントびっくりした、すげー!

んでんでんで、ツーショットチェキやらシャンパンのお時間。
撮影は白水桜太郎くん、彼(彼女)のことはAIZENN時代に追っかけていて、ぼくがたまきさんの事を推すようになったことも知っている。
そんな中である種自業自得なんだけどちょろっと言われたことはちょっと気になっちゃった、けど色々仕方なかっただ、ごめんとしか言えないからおどけてしまった。
たろーくんもずっと涙目でふてくされた感じだしてたりしてたまきさんの事好きなんだなぁって伝わってきた。
というか今回ステージに立ったメンバーがホントみんなそんな感じだったの、本当に幸せ者だなって思った。

人生ではじめてシャンパンも入れて特典の卒業証書授与2ショを撮ってもらった、卒業だから卒業証書作って来たつって、ぼくと完全にネタ被りしてて少し笑った。
少しのあいだ病んでてごめんね、ツーショの時にくれた一言で本当に救われてるんです。
ちなみに振る舞い酒ではなく彼女のお持ち帰りボックスにシャンパンはいれて持って帰ってもらうことにした。

最後の最後、ラストソングはでんぱ組.incの「ORANGE RIUM」
ディアステにはお見送りの前にアカペラで歌うラストソングというのがある。
正真正銘、彼女のディアガとしての最後の曲。

あぁそう来るのかと、とても納得感のある選曲だった。
彼女のパーソナルカラーのサーモンピンクということでUOが焚かれることは多かったしそんな実情ともとてもマッチしていた。
8年間をきっと忘れないで、宝物にして、出来ればぼくのことも忘れないでいて欲しい。
ぼくはきっと忘れることは無いと思う。本当に大好きでした。

お見送りはハイタッチしてバイバイ。
最後まで残ろうか少し悩んだけど、ハイタッチをすることでケジメだなと思ってそのまま退店。
本当にお疲れ様、数々のおもてなしをありがとう。

前向きな卒業ということでディアステとも喧嘩別れではなく入場規制が入るくらいに盛大にイベントやってくれたのはオタクである身としても
本当に良かった、ある種の卒業がぼくとしても行われたんだなってお店を出てからきっちりわかった。
ある種残された人のための場でもあるんだなって思うと本当にただ忘れ去られてフェードアウトするのではなくこういった形で終わりにするのは良かったんだと思う。

ぼくが見てる中でも彼女自身もやりきれない事が多かっただろうし悔しい思いも沢山、沢山したんだと思う。
こんな決断はとても大変で勇気がいるはずなので今後、本当に幸せに生きていって欲しい。
約8年間きっと楽しいこともつらいいっぱいあったはず。
あんな濃い空間にいたんだからこれから挫けそうになったりしてもいつでも思い出して乗り切っていってください。

重ねて、お疲れ様でした、ありがとう。

大好きです。

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