AYA UCHIDA Early Summer Party Blu-ray 発売記念トークイベント

感想

今年6月に開催され、声帯結節の手術を受けてから初となるライブイベントとなった「Early Summer Party」のBlu-ray発売記念イベント。
本編の話半分、楽屋トークの延長である30代女性のリアルなトークが半分という、ある意味で今までにないイベントであった。
いつも司会をしている、うっちーファンにはおなじみである日本コロムビアの川崎さんが本日は大阪会場にいるということで、今回の司会は日本コロムビアの古田さん。その後プロデューサーであるZERO-Aの工藤さんも加わり、さらにトークが盛り上がるという。

結構お金を稼いでるはずなのに服にお金をかけず、いざたくさん服を買うぞ!と思ってもなぜかコートを4着も買っちゃうとか、3万円くらいのブランドバッグを30歳の記念に、と思っても即決できないとか、北九州のコンビニで何を買おうか1時間も迷っていたとかいう話とか、何ともお金の使い方が上手でないうっちーのエピソードが工藤さんによって次々と暴露されていた。

まだ決まってはいないものの、アコースティックライブをやりたい、といった話も。
事前に参加者から集めていたアンケートでは、アコースティックアレンジを期待する曲として『Sweet Rain』が多数上がっていたとのこと。
工藤さんいわく「『Sweet Rain』は初期の名曲なので、違うアレンジで聴いてみたいって人は多いのでは」とのことであった。新曲をたくさん出すのもそりゃうれしいのだけど、ファンとしては昔の音源のリメイクなんかもうれしいし、そのほうがむしろ広がりがあっていいのではないかな、と思えるので、こういうことをプロデューサーが考えてくれるってのはファンとしてもありがたいと思った。

また、ステージには衣装が展示してあり、それに対するこだわりも語られた。
うっちーのソロ活動はパステルカラーのイメージで統一されており、さらにうっちー本人がギラギラしたイメージが好きでないのをスタイリストさんが理解してくれているそうで、他のアーティストだったらスパンコールを使うようなところをパールに置き換えているのだとか。また、『ICECREAM GIRL』のライブで着ていた水色の「アイスクリーム屋さん」風衣装は、ストライブの柄がはっきり出過ぎないよう、ソフトフォーカス効果を狙って透ける薄い布を外側にもう一枚足しているのだとか。イベント終了後に間近に見ることができたのだが、繊細なこだわりが見て取れた。

パステルカラーのイメージはライブグッズにも反映されているようだけども、女性スタッフとうっちーだけで決めると過度にメルヘンになってしまうので、「1おじさん」(恐らくディレクターの井上さん)は必ず会議に参加してもらって男性の意見も聞いているとのこと。また、普段使いできるようにしたいうっちーと、「AYA UCHIDA」という文字列やライブの日付を入れたい運営側との攻防も毎回あるらしい。

とまあいろいろな話が聞けた盛りだくさんのイベントであった。
こうやってうっちーが自分を惜しげもなくさらけ出してくれるのは、ファンとしてはとてもうれしく思う。

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