Cocco きらきら Live Tour 2007/2008 新潟公演

感想

ヤフオクでチケットがたまたま1000円で取れたから行ったんだけど、ほんと行って良かった。
彼女はカッコ良く、かわいく、面白く、純粋で真っ直ぐなんだな、ってすごく思った。


MCでの一幕。
新潟への移動中、東京駅で新幹線のホームへの階段で重そうな荷物を持ったお婆ちゃんに会った。
余りに重そうだったんで荷物を持ってあげて話を聞いてみたら、沖縄から来たのだと言う。そして続けて
「ありがとうねー。(あなたの事を)覚えておこうねー。」と言って別れた。
実は彼女自身つい2、3日前にお婆ちゃんを亡くしていたのだが、ツアー中でもあり沖縄に帰りたくとも帰れない状態だった。

「"覚えておく"って相手に対して凄く責任を伴うことだし、それでいて相手に対して最大限の経緯を払う行為だよね。」

「覚えておこうと思っても覚えて居られない事。覚えられる事。忘れようと思っても忘れられない事。たくさんある中で覚えておくって凄い事だと思う。」

「だから今日ここでライブした事覚えておくから。」


喉を詰まらせながら語る姿にもらい泣き。
曲も、実際CD数枚しか持ってない自分でも知ってる曲たくさんやって凄く良かった。
「強く儚い者たち」「雲路の果て」「樹海の糸」「カウントダウン」など、曲名知ってるだけでもやったし。
特に「強く儚い物たち」は↑のMCの後だったから泣きっぱなし。。
久しぶりにライブで泣かされました。
色々思い出して考えさせられた。。

でも、それまでのMCはほんと自由で面白かった(笑
前乗りしてたらしいんだが、県民会館まで駅前から歩いたらしい。
古町とか白山神社とか散歩したみたい。
クワイや柿の元が珍しかったそうで(笑
終始なまってたんだけどそれがまた可愛かった。

そんなMCと歌っている時のギャップがまるで別人のようだったんだけど、それが彼女の魅力の一つなのかな。
なんか最近安くなった言葉だけど、"アーティスト"って彼女みたいな人を言うんだな、って痛感した気がする。



過去の日記を漁ってたらちゃんと感想書いてて埋もれてるのが勿体無いなって思ったので、イレギュラーなのはわかってるけど、人目に触れるところに出したくて遡った感想をあげてみました。
10年前だし記事読むまで忘れてた。日記て書くもんだなーって思いますね。

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