中川かのん starring 東山奈央 2nd Concert 2014 Ribbon Illusion

感想

普段はライブの感想とか書かないんですが、今回は書いてみようと思います。
中川かのんちゃんのライブは初めてで、アンフィシアターでも初めてのライブイベントだったのですが、良かったことと残念だったことを書いてみようかと。

まずは会場面の良かった面について。
私の座席はE6列だったのですが、A~Eブロックの席である限りはどこに居ても近いような印象でした。後方のF~Lブロックでも普通の会場なら良席だと思います。あれだけ演者と近い距離に居れるというのは素晴らしいですね。
座席もカップホルダーが付いていて横幅もありますし、前後の幅も相当な広さがあるので、よほど変な動きをしない限りは前の人とぶつかるという事はないと思います。相当量の荷物を持っていても大丈夫なんじゃないでしょうか。

次は残念だった事について。
アンフィシアターはステージ後方に推定横幅15m、縦幅4.5m相当のLEDスクリーンがついています。今回このスクリーンで逆に演出の幅が狭められてしまうと思いました。スクリーンは演者の足元の高さから付いているため、舞台セット等に被ると画面全体が見難くなります。今回のコンサートで生バンドでは無かったのは演出上の都合でもあったんでしょうが、結果的に舞台にバンドセットを置かないで良かったと思います。
なので、スクリーンを使うならアーチ状の舞台セットを置かないで欲しかったですね。あの舞台セットでスクリーンが見難くなってプロジェクター画面を見るという事が何度か有りました。
また、ステージ自体が相当な広さが有ったので、東山さん1人とダンサーさんだけでは相当持て余す印象を受けました。個人的には一切スクリーンを使わないで後方にバンドセットを構成して、東山さんとダンサーさんが半円状のステージで歌うってのが理想的だった思います。

そして公演内容について。
かのんちゃんの集大成と言われるに相応しいステージだったと思います。てっきり早見沙織さん辺りがゲストで来るのかなぁとか思っていたのですが、まさか1人3時間の公演をやり切るとは。私がこんな事言うのもあれですが、もう1人だけでも最後までやり切れる立派なスターになったんだなぁと思いました。RibbonIllusionというタイトルにも相応しく、舞台ステージを使った東山さんの弾き語りを始めとする演出は、ショーアップしたコンサートというのにピッタリだったと思いましたし、素敵でした。

セットリスト的には、まさかBirthまで全曲歌ってくれるとは思っていませんでした。途中若干駆け足過ぎないか?と思うことは有りましたが、らぶこーる以降の後半のセットリストは文句ありません。前半については、型に嵌まらず良いという話もありましたが、自分はColorsという四季をテーマにしたアルバムを出した後だったので、曲同士の繋ぎ方はもっとテンプレ通りで良かったんじゃなかったかなぁと思います(サマーボーイからのバレバレ・バレンタインとか)。

途中のSEでかのんちゃんのデビュー映像から、トップスターに駆け上がっていくという映像は、東山奈央という声優自身の成長を見ているようでした(かのんちゃんのライブだから重ねると言うのは賛否両論あると思いますが)。
最後に東山さんが「私はかのんちゃんになれなかった」「でも私はかのんちゃんにならなくていいことに気づいた」「かのんちゃんという輝く星の隣で輝けるようになりたい」というMCは、それまでの映像も相まってもうこれで最後なのかなぁ…と思って寂しかったと同時に、本当に素直で、素敵な人なんだって思いました。


最後に書きたい事としては、「かのんちゃんという輝く星の隣で輝けるようになりたい」なら、中川かのんという輝く星を消さないで欲しい。次もある事を信じていますよ。

今回のコンサートは文章に纏めるのが大変でしたが、参加出来て本当に幸せでした。
神のみぞ知るセカイ、中川かのんという存在に魅せられた全ての方、関係者の方々には感謝の念に堪えません。本当にありがとうございました。

感想をツイートする

イベンターノートとあなたのカレンダーを今すぐ連携

Twitterにツイートする

ツイートしました

閉じる