CooRie Acoustic Live 2018 〜15周年前夜祭「セツナポップに焦がされて!」〜

感想

CooRieのrinoさんといえば、最近は作家としての活動のほうが多くなり、主にランティス関連でCDのクレジットで名前を見たことがある人も多いだろうけども、元々はシンガーソングライターである。

今年のマンダラライブは、そんなrinoさんが、なんと7年ぶりに発売したオリジナルアルバム『セツナポップに焦がされて』を引っ下げての開催となった。

しかし、ふたを開けてみれば意外にも新曲はセットリストにはあまり入らず、これまでの定番曲で固めたセトリ。
ただ、CooRie 15周年前夜という節目、そこで『セツナポップに焦がされて』という、現在進行形であるアルバムタイトルをつけた意味、さらにデビュー前のことを歌った『心編み』から始まり、その時代のことを振り返るような内容の歌詞である『ALIVE』で終わるという構成は、定番曲で構成されたセットリストでありながらも異質な順番であり、そして意味深長なものであった。

CooRieはなんだかんだ言って2ndシングルを偶然耳にしてから好きなので、CooRieの15年はほぼそのまま私のアニオタとしての15年に一致する。
その間に私自身実にいろんなことがあったしrinoさんも、そして会場にいたほかのお客さんもそうであったに違いない。

そんな私の半生(奇しくも私は今年で31歳なので本当に約半分である)を振り返りながら一つ一つの曲を聴いていると、なんとも感慨深いのであった。
そして、rinoさんが今後も素敵な楽曲を世に送り出してくれることを楽しみに待ちたい。

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