「浅野真澄×山田真哉の週刊マネーランド」公開録音 2018/4/30

感想

A&Gでは異色ともいえる、経済を題材とした「週刊マネーランド」の公開録音。
放送第一回のリスナーである私はこれまでの公録にも全て応募してきたのだけど、ようやく当選して参加することが叶った。
ゲストは、パーソナリティの浅野真澄さんとも交流が深い、ほっちゃんこと堀江由衣さん。山田さんは元がオタクということもあり、相変わらずほっちゃんと話すのには緊張するとのこと。

浅野さんが口座を持っているみずほ証券で、浅野さんの担当をされていた証券マンの高橋さんをゲストに招いたトークパート、ほっちゃんが「推しのキャラに使った金は接待交際費として経費にできるか」という題材で山田さんに挑んだ「山田さん、これは経費ですか?」、そしてマネーランド投資コンテスト、および日経平均株価当てコンテストで上位を獲得したリスナーからお話しを聞くコーナー、最後に会場限定で、みずほ証券のストラテジストである西村さんのテクニカル分析セミナーといった内容であった。

みずほの高橋さんは、やたらと浅野さんにいじられ、ほっちゃんからは「かわいい銘柄を教えてほしい」という謎リクエストを振られ、かなりの無茶振りをされていたけども、それを笑顔でこなしていたのがすごいと思った。とはいえ、「かわいい銘柄」に「河合楽器」を返すのはどうなんだろうか、と思ったけども。

「山田さん、これは経費ですか?」は、まず一般人には理解不能であろう、推しのキャラクターは彼氏だから「交際」である、という謎理論に基づく問題提起。まず「接待交際費」の定義にそれは例え三次元の彼氏であってもあてはまらないのであるが。
結果、声優という職業において、下手に三次元の男性アイドルが好きだ、みたいなことは公言できないため、そこで二次元にいくのは仕方ない。ただしガチャ代は支払手数料として経費に計上すること、という判定結果がなされた。それでいいのだろうか()。

投資コンテストと日経平均株価当てコンテストの上位者のお話しはとても勉強になった。
投資コンテスト上位者の投資方法は「自分がリアルに想像できる範囲の投資しかしない」とする堅実派や、値下がり率の高い銘柄を機械的に拾い、テクニカル分析で売り時を見極めていく理論派や、いわゆる「イナゴ」で稼いだ人など、千差万別で面白かった。
日経平均株価当てでは、Excelの関数でこれまでのトレンドから株価の収束値を予測した人(本職はプログラマらしい)なんかもいて、まだまだいろいろ勉強がたりないなあ、と。

最後の西村さんによるセミナーは、ノート持ち込めばよかったと思うくらいのガチの内容。本来だったら有料セミナーでもおかしくないんじゃってくらいの密度だった。
自分が想定する投資期間に応じた移動平均線とチャートの値動きを比較して買い時と売り時を見極めよ(グランビルの法則)、といった内容がメイン。テクニカル分析では古典的な方法らしいのだけど、これを知っているだけでもまたチャートからいろいろな情報が引きだせるのではなかろうか。次回の投資コンテストではもうちょっと理論的に売買ができればいいな、と思う。

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