Minori Chihara Live Tour2014〜NEO FANTASIA〜神奈川公演

感想

Lantisでは5枚目のアルバム、「NEO FANTASIA」 のお披露目ライブツアーの最終公演でした。

この会場、パシフィコ横浜は5年前、茅原さんの2枚目のアルバム「Parade」を引っさげた追加公演が行われた場所でもあります。

私はちょうどこのParade追加公演の申し込みを逃してしまったので映像や彼女のブログ、ラジオでしか触れられていないのですが、その言葉で印象的だったのは、この時は"ライブが怖かった"という事。

誤解がないようにしておくと、彼女は決してライブが嫌だった訳ではないと思います。ただ、大きな会場、多くのスタッフ、生バンドもそうですし映像化もあり、事実上大きなお金が動くそういう場所がプレッシャーでしかなかったのだと、そう思います。私には分かりませんが、終演後の反省会でもパフォーマンスの不備を指摘されるところが多かったと言うことだったそうです。

あれから5年、彼女は大きく成長しました。まさにその次に行われた「SUMMER CAMP 1」で大規模ライブの楽しさを掴み、経験も積みました。バンドメンバーも入れ替わり、超ベテランメンバー(例えばケニーとか)に引っ張って貰う存在から逆に今度はバンドを引っ張る「座長」としても大きく成長しました。アニサマでは1日のシメを任されるようにもなった。震災もあって、アーティストとしてどうあるべきかも整理をつけていたのも印象的でした。そしてこのライブです。コンセプトはテーマパーク、来園者に楽しんでもらいたい、その為に面白いアトラクションを用意したいという表現者としての余裕とも見て取れる、そんなステージでした。

長くて短い5年でしたが、こうして彼女の成長を一緒の「列車」に乗りながら追いかけてこれたことは、とても幸せなことです。

これからも旅は続くのでしょうね。

感想をツイートする

イベンターノートとあなたのカレンダーを今すぐ連携

Twitterにツイートする

ツイートしました

閉じる