Eir Aoi LIVE TOUR 2015 –BEYOND THE LAPIS- 東京

感想

バンドの演奏はとてもタイトで、よくまとまっていた。サウンドバランスも数曲を除いてとても聴きやすかった。ストイックな職人芸を堪能したという印象。
エイルのボーカルも相変わらずの安定感でアンコールのオーラス、シリウスまで、とにかくずっと絶好調だった。
MCも、女性アーティストにありがちなナーバスなメンヘラ語りは一切なく、終始元気で明るかったのは良かった。
いまいちだったのは演出。ワイパー、タオル回し、観客に手拍子させる、観客に歌わせる、観客に手を繋がせてウェーブ、男子\イェーイ/女子\イェーイ/みんな\イェーイ/など、すべてどこかで見たという印象。改善の余地ありか。
悪かったのは会場。豊洲PITはステージが低すぎる。ライブ中、170cm超の自分が、エイルの顔が見えた時間は半分程度。身長の低い女性の観客にはほぼ9割近く見えていなかっただろう。とても悪い会場だ。スタンディングだし、もう行きたいとは思わない。

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