絶園のテンペスト~a WHODUNIT party~

感想

主要声優10人が集まった豪華なイベントではあったが、各コーナーの内容は詰めが甘く、グダグダ感があった。1番目の間違い探しはトータルで10問もあり、映像制作の努力はすごいが(特に10問目は難易度も高く、手間がかかっていた)、尺が長すぎる。2番目のイチゴリラは完全に企画ミス。時間がかかるだけで面白さは半減。3番目の嘘つきクイズは質問すら台本に沿っていて、かつ司会がするという完全に声優の演技力だけで正解を当てる内容で答えに窮する鋭い質問を解答側がするでもなくこれも面白味に欠けるものだった(しかも前コーナーで時間が押してしまい、質問が端折られる箇所も)
総じてコーナーの随所でやり取りされる声優の掛け合いが面白いだけのイベントとなってしまい、絶園のテンペストという作品の総締めとなるイベントとしてはあまり体を成していなかったと思う。最終巻の特典映像で使用する為尺を長くする必要があったのかもしれないが、出来上がりにもやや不安が残る。それだったら第23幕か24幕をそのまま流して公開生オーディオコメンタリーを収録した方が色んなエピソードも聞けて面白かったのではないだろうか。
楽しかったのは楽しかったんだよ、うん。

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