内田彩 Newアルバム『ICECREAM GIRL』発売記念フリーイベント

感想一覧(1)

  • Long_t31613f

    平日のサンシャインシティ噴水広場でのリリースイベントは開始時刻の都合で、定時退社でも開演に間に合わないのでいつもスルーしていたのだけども、今回は有給休暇を取って優先エリア観覧を狙う本気の参加であった。

    この日だけで1000枚以上CDが売れたらしく、高倍率であった優先エリア観覧には当選しなかったけども、比較的良い位置に陣取ることができた。

    サンシャインシティ噴水広場といえば、2014年に発売されたデビューアルバム『アップルミント』の発売記念フリーイベントの会場でもあったわけで、それ以後さらに1枚のフルアルバムと2枚のミニアルバム(コンセプトアルバム)を出し、そして新たなるフルアルバム『ICECREAM GIRL』を引っ提げて戻ってきたという形になる。

    2014年には参加していなかったので当時の様子は知らないのだけども、今回のイベントでは、足を止めている通行人もうっちーのことを少し知っているかのような発言をしていたのが印象的であった。「ラブライブ!」のμ'sが紅白歌合戦に出演したり、東京ドームでライブをしたり、最近では「けものフレンズ」でも人気、ということで、アニメに強い興味がない人にもある程度名前が知られるようになったのだな、と思うと、なぜか自分のことのように嬉しいのであった。

    いつも通り、コロムビアのプロモーション担当の川崎さんとゆるーいトークからスタート。『アップルミント』の時との心境の違い、武道館での全曲ライブを終えて声帯の手術を経てから今回のアルバムを出すまでの経緯といったものが語られた。
    『アップルミント』の頃から知っているファンとしては、今回このタイミングで始まりの地に戻ってきたってだけでも泣きそうになるし、武道館の後なんとなく不調そうに見えたうっちーなだけに(声帯結節を公表したのは2017年頭に手術が成功してから)、もう歌手活動をしない、っていう決断を下すのではないかくらいの覚悟はしていたので、本当に戻ってきてくれてよかった、と思うのである。

    ライブパートではリード曲であるダンサブルなエレクトロポップ『Yellow Sweet』、初披露となった疾走感溢れるロックナンバー『Say Goodbye, Say Hello』、大人の魅力が溢れるミドルテンポのR&B『Close to You』、そしてアルバム主体の活動をしてきたうっちーにとっては特別な意味を持つ「1stシングル」でもある『SUMILE SMILE』の4曲を披露。うっちーの楽曲の二つの柱である「エレクトロ」と「ロック」に加え、新境地である『Close to You』と、過去の作品の集大成であり新たな一歩を象徴する『SUMILE SMILE』という並び、初めての人にもきっとうっちーの魅力を理解してもらえたのではないかと思っている。

    『SUMILE SMILE』はファンにとっては特別な曲で、それが噴水広場で歌われたというそのことだけで涙が出てしまった。

    パーマリンク  2416日前

イベンターノートとあなたのカレンダーを今すぐ連携