every♥ing! “高校卒業記念” Fantasia-Show 2016 ~Lesson1 はじまるストーリー~ (東京1日目)

感想一覧(1)

  • Long_t31613f

    ホリプロ所属の木戸衣吹と山崎エリイの2人で結成された声優ユニット、every♥ing!のファーストワンマンライブ、東京大阪計3公演のうちの「最初の最初」。
    2枚のシングルCDのリリースイベントで合計78公演をこなし、「Anisong Ichiban!!」のような事務所イベントや「KING SUPER LIVE」をはじめとした大型フェスへの参加も多数こなし、場数を踏んでいる二人ではあるものの、ワンマンライブでまとまった曲数を歌う公演はこれが初とのことで、演者のみならず観客側にも緊張した雰囲気が漂っていた。

    開幕してみるとその心配は杞憂に終わった。「KING SUPER LIVE」のときのような硬さは見られず、のびのびと楽しそうに歌い踊る二人を見て、安心したのは私だけではないはずだ。

    まだ持ち曲が9曲しかないということで、全曲が歌われただけでなく、過去の「Anisong Ichiban!!」で歌われたカバー曲や、キャラクターソングも含めたセットリストであった。
    「pupa」や「希望のヒカリ」、「バンバンファイター」といったマイナー調の、あるいはシリアスな雰囲気の楽曲は、CDで聞くと(つまりレコーディング当時の歌声では)どこか物足りなさというか背伸びして歌っているような雰囲気が感じられたものの、今の二人の表現力からはまったくそれを感じなかった。「カラフルストーリー」や「Shining Sky」は、過去何度も歌われた楽曲ということもあり、会場の盛り上がりが凄まじかった。

    まずは最初の公演を無事終えられたということで、木戸ちゃんもエリイちゃんもなんとなくホッとしていたように見えた。
    客観的に見てしまえば楽曲数も少ないし、規模も小さいものだっただろうけど、彼女たちに、そして応援してきたファンにとってはとてもとても大きな一歩であったはず。ここに至るまでの彼女たちの努力と苦労が、このような形で無事実を結ぶことができて本当に良かったと思う。

    パーマリンク  2969日前

イベンターノートとあなたのカレンダーを今すぐ連携