幕張に 千葉県声優 やって来た!~山崎エリイ編~

感想一覧(1)

  • Long_t31613f

    吉本興業の芸人とのトークショーということで、始まる前はいったいどんなイベントになるのか、エリイちゃんと芸人が絡んでちゃんとトークが成立するのか(「みるくらりあっと」で交流がすでにあった天津向を除く)、などと、心配していたファンは私を含めて多数いたかと思うが、そんな心配は杞憂に終わった。

    ディズニーに関する話題を振られ、さながら広報のごとくディズニーが掲げるホスピタリティからおすすめのまわり方、ファストパスの使い方までを滔々と語って早速持てる個性を全開にし、進行役の天津向を振り回すエリイちゃん。クイズコーナーでも芸人に天然ボケで被せ計算されたボケをつぶしにかかっていた。

    「苦手克服コーナー」では、まさに異次元の(こうとしか形容しようがない)「あっちむいてホイ!」で会場を笑いの渦に巻き込んだ。怒る演技が苦手、というのを受けての「モノに対して怒る」というプロの芸人でもたじろぐお題には、高飛車なキャラを演じることで機転の利いた対応を披露。サイコロに対して「あなた1から6しか出せないじゃない!7出しなさいよ!」と怒ったのは秀逸だと思ったし、うさみみカチューシャに対して「私はタヌキが好きなの!」という、エリイちゃんファンならニヤリとできるネタも挟んでくるなど、意外な(と言っては失礼かもしれないが)頭の回転の速さを見た。

    そして、歌のコーナーでは、エリイちゃん自身が大好きだという松田聖子の「SWEET MEMORIES」をカバー。エリイちゃんファンの間では、彼女がホリプロのオーディションで周りがアニソンを歌っているなか一人だけ松田聖子の楽曲を歌ったことは有名な話であるけど、やはり「Anisong Ichiban!!」ではアニソンのカバーがメインになるだけに、イベントで80年代アイドル楽曲をカバーするのはこれが初となった。アニソンを歌っているときとはまた違う、大人っぽい雰囲気が感じられて、また新たな魅力を見せつけられた。

    歳が近い女性声優の中に混ざって楽しそうにしているエリイちゃんとはまた違った一面が見られただけでなく、これから仕事の幅がさらに広がりそうな予感さえも感じさせてくれる本当によいイベントであった。あえて上から目線で書かせてもらえば、これから山崎エリイはもっともっと伸びると思うし、ますます彼女の成長から目が離せなくなってしまった。

    パーマリンク  2925日前

イベンターノートとあなたのカレンダーを今すぐ連携