しあわせをいのるよる

感想


しあわせをいのるよる(6/10)トークパートレポ。

司会はアニメガタリに引き続き、らじら〜サンデーでもおなじみのリスアニ編集長澄川さん。

いのりん「もう22時すぎてるんですよね?私は既に眠たいですw私の今までの出演作が時系列順に流されるので、ホームビデオを見るみたいに温かく見守ってくださいw」

澄川さん「今日は水瀬さんのそれぞれの出演作に対する想いなども聞いていければと思っています」

いのりん「はい!短い時間ですがよろしくお願いします!あ、みなさんの上映時間は長いですけどwでもどれも大切な作品なので最後までちゃんと見てくれると嬉しいです!」


※以下しあわせをいのるよるの会場で実際に上映された作品について、いのりんの発言をまとめたものです。


【世紀末オカルト学院について】
はじめてのアフレコ、はじめてのキャラソンで、とにかく分からないことだらけでアフレコ中何度も泣きました。元々、日笠さんや花澤さん、高垣さんなど先輩方に交ざって主演のオーディションを受けていたのですが独学の私は受かるはずもなく、諦めていたところ、少女の役で出てみないかと声をかけていただいて…それが全てのはじまりでした。私のはじまりの作品をこうして私を好きなみなさんに見ていただけることが本当に嬉しいです。今の私にはできない、当時14歳の私の素のロリ声も楽しんでもらえたら 笑

【恋愛ラボについて】
はじめてのレギュラーで、毎週テレビから自分の声が聞こえてくるのが本当に嬉しくて、毎週欠かさずテレビの前に座って見てました。あ、今週もクレジットに名前がある!って(笑)それまではゲストやモブの経験しかなくて流れても一週だけだったので。
デビューから3年間オーディションに落ち続けて、ちょうどその頃進路とか真剣に考える時期で、私は高校大学に進んだ方がいいのかとかいろんなことを考えて、それでもやっと掴んだ役だったので本当にこの作品がなかったら今こうして声優を続けていたか分かりません。

【ごちうさについて】
最初、オーディションを受けた時は全然手応えがなかったんです。音響監督さんから「なんかずっとムスッとしてるね」って言われて、うぅ…私の内面が出ちゃってすいません…これでも頑張って明るく振舞ってるつもりなんです…!って思ったりして(笑)
だから受かったって聞いてもしばらく実感が湧かなかったです。バレンタインボイスの収録で初めて他のキャストさんにお会いして、他のアニメで一ファンとして名前を知っていた佐倉綾音さんを始め同世代で活躍されてる声優さんに囲まれてアフレコは毎週ドキドキでした。原作のKoi先生の絵が本当に可愛らしくて、最初はチノちゃんを演じきれるか不安でした。ちょうどその頃からロボガのグレちゃんとか水瀬の"水色"に縁があるキャラクターを担当させてもらうことも増えたのでチノちゃんとの出会いは私にとってとても大切なものです。

ここでも一人だけ名前が挙がる佐倉綾音さんは、やっぱりいのりんにとっては尊敬の念も含めて、どこか特別な存在なのかなって思いました。最初は一ファンだった雲の上の人と今では他愛もないおしゃべりに華を咲かせ、すきあらばお互いの家にお泊まりする仲になってるって本当にすごいことだと思います。


【ダンまち、がっこうぐらし、実私、シンフォギアについて】

澄「2015年は水瀬さんにとって飛躍の年でした。神にラスボスにゾンビと戦う少女とw」

い「本当にそうですねwがっこうぐらしとシンフォギアと実私が同じクールにやっていて、本当に挑戦の連続でした」

【がっこうぐらしについて】
初めての主演ということでとても緊張しましたし、私が作品を背負ってるんだ…私の声でそのアニメを見てくれるかどうかが決まってしまうかもしれないんだ、という大きなプレッシャーに襲われていました。

【実は私はについて】
私自身クールでちょっと大人な役を演じるのは初めてだったので、原作ファンのみなさんから「思ってた声と違う!」って言われたらどうしようかとビクビクしてました(笑)

【理想の役者像について】
やっぱりクレジットを見るまで私って分からない演技ができるようになるのが理想ですね。私は基本的にネガティヴで、自分の声が好きじゃなかったし、私の声には何かすごい特徴があるわけでもなく、誰にでも代わりのきく声だと思っていて、だからこそ、他の人たちとどこで勝負するかってことになると、どんな役にでも、何にでもなれるような演技ができたらって思うんです。小学生の時に沢城みゆきさんがいろんな作品でいろんなキャラクターを演じられているのを見て、このキャラとこのキャラって同じ声優さんが演じてるんだ…!って衝撃を受けて…私もこんな風になりたいと思いました。

【シンフォギアについて】
澄「シンフォギアでは難しい役どころを演じられましたね」

い「はい、アフレコはとても苦戦しました。ヘソ下あたりがむずがゆいなんてセリフはなかなか言う機会ないですよね(笑)」

澄「そしてラスボスとして、そうそうたるベテラン声優さんたちとバトルを繰り広げるというw」

い「本当ですよ!私これでもまだ20歳なんですよ!(笑)」

澄「憧れの水城奈々さんをも相手にしてw」

い「うぅ…悲しい…」

い「でも本当にたくさんの経験をさせていただいた作品でした。戦姫絶唱シンフォギアという作品は一期も二期もオーディション自体は受けていて、3度目のオーデションでやっと掴んだ役がまさかのラスボスという(笑)苦戦はしましたが、みなさんと一緒にアフレコ現場に立てているという事実だけで幸せでした。」


【ここさけについて】
オーディションを受けた時から不安でいっぱいで、こんなことを言うと変かもしれませんが、途中、マネージャーさんから、まだオーデションの審査に残ってると聞いた時は、もし受かってしまったらどうしよう…と思っていました。あの花スタッフの皆さんが再結成して作られた作品ということで、世間の皆さんからのとてつもないプレッシャーに押しつぶされそうでした。私はどちらかというと、アニメ声で、今までアニメらしい萌え声、アニメ声のキャラクターを演じた経験しかなかったので、ここさけの世界観において求められる、リアルに寄せた芝居ができるのかという点でも非常に不安でした。しかも他の共演者の方々が、内山さん、そらちゃん、細谷さんと、みなさんリアルな演技、生の演技に長けた方ばかりだったので、余計にその中で自分は浮いてしまわないだろうかと心配でした。でもそういった戸惑いも含めて、順ちゃんが作中で戸惑う心境ともマッチしていて、音響監督さんにも順ちゃんらしくてとても良かったと言っていただけてすごく自信がつきました。そして、自分の素直な気持ち、素直なお芝居をぶつけることが怖くなくなり、アフレコが終わる最後の最後には自分にとってかけがえのない大好きな作品になっていました。もし、デビューしたばかりの頃の昔の私がこの役をいただいていたとしても、きっと泣きじゃくって何もできなかったと思うし、成瀬順は私が、今、出会うべきキャラクターだったと思います。

【最後に】
私のこれまでの大切な出演作の数々をこうして私のファンの皆さんに見ていただけることが本当に幸せです。今日は時間の都合で上映できなかった他の出演作も、私とっては一つ一つが大切な作品なので、みなさんにもいつまでも大事にしてもらえたら嬉しいです。落ち着いて話してるように見えても、私、まだ20歳なんです!これでも緊張してるんです!(笑)これからもみなさんからいただいたたくさんの想いを、お芝居や歌にのせて返していきたいと思うので、こんな私ですが、これからもずっとよろしくお願いしますね!

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